なんでOBDⅡポートがフロントバンパー裏に?

愛車の盗難のことを考え出すと
夜も眠れないズー太郎です。
とくに最近いろいろ話題になっているCANインベーダーについて心配で心配で。
それをググっていて、ふと疑問が起こりました。

なんでOBDⅡポートがフロントバンパー裏に?

ことの始まりは
CANインベーダーをググったとき

CANインベーダーは、車の各部分に電子信号を送って制御するCANに外部から不正信号を流し、自動車の解錠やエンジン始動を行い、車を盗む手法である。海外では「OBD Port Theft」や「OBD Car Theft」と呼ばれている。
引用元:エンペディア

 

つまり
例えば、フロントバンパーやフロントホイールハウスをはがして、その隙間からCANに入り込んで開錠し、その後車に乗り込んで、エンジンをかけて、車を持ち去る手口だそうです。

 

なるほど、
BMWで散々いじくり倒したなじみのOBDⅡポートにPC(機械)を接続する手口のようですね。
とすると、バンパー裏にこのOBDⅡポートがあるってことでしょうか?

 

初めて輸入車であるBMWを購入し興味本位でD.I.Y.コーディングをはじめ最後にはCICやDMEのFLASHまでに至ったのですが
これは完全に合法ですが
他人の車のOBDⅡポートからCANにアクセスして開錠やイグニションONのパルス信号を送るのでしょうか?

それだったら、ソフトさえあれば、OBDにアクセスできれば理屈的には簡単でしょうね。

 

でも、OBDⅡポートって、一般的には運転席か助手席の足元付近にあるのではないでしょうか?

 

つまり
車内にあるから、そこにアクセスする前にセキュリティが発砲するような気がしますが。
窓ガラスを割るにしても、結構目立つ気がします。

そのあたりが疑問だったのです

CANインベーダーの手法の一例

実際の手口としては

  1. バンパーか左前輪のタイヤハウスカバーを外す
  2. CANにアクセスして開錠する
  3. さらにエンジンを始動する

ということらしいです。
ここで、この 1. の過程でバンパー裏にOBDⅡポートが設置されていると勘違いしていましたが違うようです。
今の車って、オートレベライザーとかがついているのでそれの制御でヘッドライトユニットまでCANが引いてあるので、その部分に引き回されているCANに接続してとりあえず開錠するのでしょうか?

BMWでいうと、

  1.  ヘッドライトのCAN⇒FRM⇒開錠
  2. 車内OBDⅡ⇒DME⇒エンジン始動

なのでしょうか?

ということはヘッドライトモジュールに来ている配線にカプラーオンして、CAN-High、CAN-Lowに接続して侵入して、セキュリティOFFのパルス信号を送って、開錠後はOBDⅡポートにOBDⅡカプラーオンでPCを接続して、エンジン始動のような方法?
じゃあ
例えばヘッドライトのCANに侵入するならヘッドライトにつながっているコネクターをヘッドライトに完全に接着してしまったら?
窃盗犯も、配線の中のCAN-HighとCAN-Lowを現場で取り出して、機械につなげてなんてことしないでしょうね。

 

メーカーさん、何とかなりませんか?
心配なんです、愛車の盗難が!
何とかなるくらいだったら、何とかしてるでしょうね。

 

愛車がいつ盗まれるか心配で心配で。そのことを考えると、今夜も眠れそうにないので、明日も仕事中に昼寝しようっと。

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