ドアのデッドニングです。
まずはフロンのドアです
フロントドアの作業終了時点で日が暮れたので、リアドアは後日に施行しました。
なので、外すときは黄色の部分のクリップを外して、その後ドア内張を上方に持ち上げて外すタイプでした。
しかし、ホンダ車は・・・
まさかの上部もクリップ(赤色)が・・・
今までの方法で外そうとしたら、ドアパネルが破損するところでした。
防水のビニールの代わりにウレタンシートが他メーカー同様ブチルゴムで張り付けてあったのですが、このブチルゴムが、ものすごく柔らかい!
ちょうどトリモチ(ってみなさんご存じですか?)のような感じ。
なので、ウレタンをはがすと、ビヨ~ンとこのトリモチ(いやブチルゴム)が伸びて垂れて、あっちこちに着く。そして外そうとしても、ものすごく残る。
ブチルはシリコンスプレーで溶けるので、それではがしている人もいますが、どこかにあったように
「養生テープで取る」
方法を採用しました。
おそらく作業はこの方法一択です。この方法はものすごく優秀です。
このトリモチの除去作業の動画です。
また、この作業は使い捨て手袋を使用したほうが良いでしょう。
きれいに取れました。(写真は左フロントドアですが)
貼ったのはいつものこれです
レアルシルトです。
16枚入りのバルク販売で、24000円くらいだったかな?
かなり以前に購入してあったものなので、正確な価格は不明ですが、それくらいでした。
300×400×1.8mmのものです。
施行後の画像です。
作業を終了して、助手席あたりでデッドニング(フロントドアのみ)のロードノイズを測定してみました。
デッドニング施行前後で2回ずつしか測っていないので、参考程度の数値ですが、このような結果でした。
そして1週間後にリアドアも施行しました。
フロントドアは ビニール+ウレタン
リアドアはビニール+シンサレート
でサービスホールを処理してありました。
さくっと処理しました。
リアはドアトリムの外し方のコツがつかめたので、片ドアで40分、左右で100分(後片付けの時間コミ)で作業が完了しました。
フロントは日没が近づいていてかなり焦っていましたが、リアは時間があったので
ここに目が留まりました。
空洞があるので、手持ちのフェルトを詰めてみました。
前後のドアの処理としては
フロントは各ドアにレアルシルト2枚ずつ(かなり余りますが)
リアドアは各ドアに1.5枚ずつ、合計3枚レアルシルトを使用しました。
そうすると、ドア4枚でレアルシルトを7枚使用しました。
そしてリアドアのデッドニングの効果ですが・・・
数値的にも体感的にも効果なし?
ただ、測定は助手席での測定なので、リアドアの効果は出にくかったのかもしれません。
余談ですが
純正の処理は
フロントドアはビニールシート+ウレタンシート
リアドアはビニルシート+シンサレート
でした。