エンジン始動の儀式

以前BMWのM3に乗っていました。
これ一台で、末娘の幼稚園への送迎からの出勤、仕事で市内に出かけたり、日曜日のへっぽこテニスにも出かけました。
そしてイロイロ故障が出だして、最後に意地が苦しくなって売却しました。

でも、一生忘れられないような、濃厚なカーライフでした。

ところで、E9XのM3のV8のアキレス腱の一つに
バタフライスロットルアクチュエーター
という部品があります。

これが高いんですよ、マジで
日本国内だと、部品代が1個15万?
V型なので両バンクにあり2個必要で、工賃込みで40万コースです。

海外で部品を調達すると日本国内より安いですが、高額部品です。

この部品は、エンジン始動時に一度スロットルバルブを全開にしてから完全閉の状態になります。
始動時にキャリブレーションするらしいです。

なので、一度AccOnにしてコンピューター系を起動させてから改めてイグニションをONにしてエンジンを始動させる方が、このスロットルバルブには良いという話を聞きました。

一度にエンジン始動させると、コンピューター系の起動でも電力を使うので、キャリブレーション時の電圧が安定しない可能性があるので、それを避けるため一度AccOnでコンピューター系を始動後に、エンジンの身をONにする、という理屈だそうです。

普通は、エンジン始動時は、バッテリーの電源をセルモーターに優先的に供給するため、Accへの電源は遮断されると思っていたのですが、スロットルバルブのキャリブレーションのため、アクチュエーターへの電源は供給されたままになってしまうのでしょうか?

じゃあ、シビックTypeRもそうしたほうがよい?

クラッチを踏まずにスタートボタンを押すとこんな表示になり警告されます。

クラッチを踏まずにもう一度スタートボタンを押すと
オンボードコンピューターが立ち上がります。

その後に改めてクラッチを踏みながらスタートボタンを押すとエンジンがかかります。

面倒なこの儀式、意味ないかな~、やっぱり。

ー終わりー