駆け抜けない私がスポーツカーに乗るわけ

走らない、駆け抜けない私ですが
スポーツカーを好んで乗ります。

私は今までスポーティーカー~スポーツカー
いわゆる走りの車
を好んで所有してきました。
古いものから順に所有者をあげると

すべてマニュアルという共通点もあるのですが
「ぐんと加速して、スッと曲がって、キュっと止まる」
車を好んでいるからだと思っていました。

確かにそうなのですが、歳をとってそれほど飛ばさなくなっても
こういう車を選ぶ理由が

「しっかり感」
が好きなんだと思います。

生れてはじめて兄のR32を運転した時
「ムクの鉄の塊の中にいる様」
というのが感想でした。

高いところのものを取ろうとして台に乗るとしましょう。
その時、乗る台が

  • 補強しているべニア板の台
  • 丈夫なムクの板を組み合わせた第
  • 分厚い鉄板を強固に溶接した台
  • 岩の塊
だったとしましょう。それぞれ補強されているのでひしゃげたりしなくても
たわみの度合いやしっかり感の違いは、誰でも体感できると思います。
時計のバンドなんかもそうですね。
ステンレスのプレスのバンドと、削り出しのムクのバンドでは、しっかり感が全然違い、だれでも体感できると思います。
私がスポーツカーに乗る理由は
しっかり感が好き
だからかな?