トヨタ車のフロントマークの変遷

すっかり定着したトヨタのマークですが
初めてみたときは違和感しかありませんでした。

出典元:トヨタマーク・スペシャルコンテンツ

調べてみると、このマークは
1989年に、トヨタ創立50周年を記念して
発表され、初代セルシオで初採用されました。

出典元:トヨタ自動車75年史

さらにさかのぼると
初期の乗用車のエンブレムは
”TOYODA”
で、1936年の
「トヨダ・マーク」
の懸賞募集を経て「トヨタ」へと変わりました。

ところで
以前は車種別のフロントマークがついていましたが
現在はほとんどの車種がトヨタマークに
なっていました。
これは、世界戦略車が増えたからでしょうか?

全トヨタ車を調べると

  • カローラ系:カローラ、アクシオ、ツーリング、フィールダー、クロス
    (GRカローラを覗く)

    出典元:TOYOTA
  • クラウン系:クラウン、クロスオーバー、スポーツ

    出典元:TOYOTA
  • センチュリー系:センチュリー、センチュリー(セダン)

    出典元:TOYOTA

がトヨタマークではなく車種別のマークでした。
(2024年12月現在)

 

また
ランドクルーザー300はトヨタマークですが
ランドクルーザー70、ランドクルーザー250は
”TOYODA”という文字でした。

カローラ、クラウン、センチュリー
は初代モデルがそれぞれ

  • カローラ:1966年
  • クラウン:1955年
  • センチュリー:1967年
なので、歴史を重んじて車種別のマークを残しているのでしょうか?