ネットのコタツ記事、特に煽り記事に物申す

コタツ記事って?

独自の調査や取材を行わず、他の媒体やSNS上の情報などのみで構成した記事。 [補説]主に、閲覧者数を増やす目的で作成されるインターネット上の記事についていう。 自宅で、こたつに入ったままでも作成できるということからの名。
引用元:goo辞典

だそうです。
別に
コタツ記事
悪いというわけではありません。

愛車のマイナーチェンジやモデルチェンジの紹介の
こたつ記事なんかをみて
「わあ~、めっちゃかっこよくなってる、悔し~」
とか
「ふふふ、マイチェン前の方がかっこいいぜ」
とか悲喜こもごも、楽しいものです。

他にも新車発売記事なんかは
「わ~、こんなん発売?高~、えぐ~」
とか、いろんな楽しみ方があると思います。

しか~し

わたしの
いや
車好きネット民全体の天敵
”くるまのニュース”
は多くがコタツ記事
ですが
釣り=偽装
ばかりです。

つまり
こたつ記事
というより
あおり記事
です。

くるまのニュースは

  1. CGを発売予定の新型車発売の様に偽装
  2. 10年20年前のコンセプトカーを新型車発売の様に偽装
  3. 日本にない海外のグレードを新型者・新型グレードの発売の様に偽装
が主な内容です。

さて、車のニュースの煽り記事の方法てぐち
海外のグレードをさも
日本の新型車の様に偽装

するのが多いようです。

ネット記事のタイトルは
表示するデバイスによって違いますが
パソコンでは32-35文字

スマホでは35-40文字
が表示されます。
なので
40文字以内に国名が出ないように
そして
国名は和名で表示してわかりにくいよう
細心の注意を払って作られていて
「あっ、また海外のグレードの紹介の記事だな」
と悟られにくくしています。

”クルマのニュース”の

  • 海外グレードの車種を日本発売のように見せるタイトル
  • CGを発売予定のように見せるタイトル
  • 過去のコンセプトカーを新発売のように見せるタイトル
の記事のコメントは
荒れるとまでは言いませんが
釣りに対する批判的コメントで
埋めつくされています。
 

メディア・ヴァーグ浦山利史さん
貴方はネコ・パブリッシングに入社された経歴をお持ちとお聞きしています。
おそらく、私たちと同じ大の車好きだと思います。
組織としてはページビューを稼いで利益を出さないといけないと思います。
ただ、このような勘違いでの誘導を繰り返して、ネガティブなコメントばかり書き込まれる記事で組織を大きくするより、同じ車好きとして、読んだ人がワクワク、ホッコリするような記事を提供してはいかがですか?

ついでですが
海外グレードの車種のこたつ記事
原稿の書き方は
おそらくこんな手口では?
と予想しました。

(くるまのニュースの記事の例)
”くるまのニュース”の”ニュースの記事一覧”を
5日間さかのぼって検索すると

51記事中海外のグレード照会は8記事
実に15%が海外のグレード追加紹介でした。

●比国=フィリピンのグレード追加紹介ですね。

出典元:くるまのニュース

●独=ドイツの車種です。

出典元:くるまのニュース

●印=インドの車種です。

出典元:くるまのニュース

●尼国=インドネシアの車種の紹介です

出典元:くるまのニュース

●伯国=ブラジル?知らんっちゅうに

出典元:くるまのニュース

●中国の車種です。

出典元:くるまのニュース

●米国=アメリカの車種です

出典元:くるまのニュース

●比国=フィリピンです。

出典元:くるまのニュース
 

ちなみに
WebCGでは12/1~5日さかのぼってみたら
当たり前ですが、13記事中1件の除いて
すべてが国内のグレードの車両の紹介でした。
 1件は
”独アウディは2024年11月26日、クーペSUV「Q5スポーツバック」の新型を世界初公開した。”
という記事でした。

ところで

海外の車両情報のこたつ記事を書くには
ネットサーフィン(死語)=ネット検索が必要です。
アメリカの車の記事を書くには
アメリカのサイトのネット検索が必要です。
そしてアメリカの検索をする方法は
いつくかあります。
 
一番簡単なのは
他言語を優先のGoogle検索をすればよいです。
Googleのトップページを
各国のものにして検索をかければよいです。

まずは
”Google” ”USA” や ”America”で
検索をかけて

ココはアメリカのサイトです。
ここで、”HONDA” ”CIVIC”と検索をかけると

アメリカのサイトの検索ができます。
これはアメリカのWikiPediaのCIVICです。

例えば、”Car and Driver”を検索すると

こんな感じで
各国の車のニュースを拾って
こたつ記事を書いているのでしょうか?

こたつ記事が悪いというわけではないのですが
煽り記事は最低です。

釣り無しで読者を満足させるのは
その分野に対してかなり深い造詣が必要なので
取材を含めた普通の記事より
実はハードルが高いのでしょう。

「くるまのニュース」で相手をされないから
最近は”car view”経由で記事を上げてくる

というコメントもありました。
ほとんどの記事が
「画像とあるのに一つも画像がない」
「発売だと思ったら単なるCGかよ」
「なんだと~、海外の車種、グレードか?」
「昔のコンセプトカーかよ」
というコメントで占められています。
たまに釣られたことを理解できずにまじめに
記事にコメントしている人もいます。

最後にもう一度
繰り返しになりますが

メディア・ヴァーグ浦山利史さん
貴方はネコ・パブリッシングに入社され、お仕事をされていたとお聞きしています。
貴方はきっと、私たちと同じ大の車好きだと思います。
組織としてはページビューを稼いで利益を出さないといけないと思います。

ただ、このような勘違いでの誘導を繰り返して、ネガティブなコメントばかり書き込まれる記事で組織を大きくするより、同じ車好きとして、読んだ人がワクワク、ドキドキ、そしてニヤッとしたり、ホッコリしたりするような記事を提供してはいかがですか?

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ー終わりー