”くるまのニュース”とネットリテラシー

数々の釣りサムネを連発してきた”くるまのニュース”ですが

これはひどい!

“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に

という記事をついに出してしまいました。

「生産版」と明言してしまったこの記事は、釣りではなくもはやフェイクニュースです。

記事を読む側の取捨選択能力=ネットリテラシー云々の問題ではなく
完全に発信する側のモラルの問題です。

中身としては、

生産台数は限定36台。価格はドナーカー(R35)持ち込みの場合でトラックパッケージが36万9000ポンド(約7217万9905円)から、アルティメットパッケージが40万ポンド(約7824万3800円)からとなっています。
ドナーカーがない場合は同社が調達をサポートしてくれますが、別途ドナーカー代がかかるとのことです。

要するに、単なるR35GT-Rの改造車ですが
挙句の果てにまだ、記事中で

このような特徴を持つR36 スカイラインGT-Rに、日本国内でもさまざまな反響が出ています。

とわけのわからないことを書いています。

コメント欄を抜粋すると

  • 改造車作って勝手にR36名乗るのは駄目でしょ。
    くるまのニュースもこれをR36として記事にするのはクソです。
  • なんでこういう、くそなデタラメニュースがヤーフーニュースに出せるかなぁ
  • まぁ確かに反響絶大だわ。デタラメなニュースとして。
  • くるまのニュースは除外していたはずなのに
    なんで出てくる!!!!!!!!!!!!!
  • “生産版”、、、、
    は?w
  • レンダリング(イメージCG)である・・・・・マジ、糞みたいな記事
  • 嘘、大袈裟、紛らわしい
  • 「くるまのニュース」はメーカーから
    「誤解されるような記事や嘘の話を書かないで欲しい」
    と怒られてるのに、また書くんすか?懲りないね。
  • は?
  • ゾンビみたいにまた出てきたなぁ〜
    ジャロに通報級の記事だなこりゃ。
  • 明らかにそのメーカーだろうという内容の
    勝手デザインを描いて
    当然ながらメーカーの許諾を得ることなく、
  • 日産が出した訳でも無いのに、デタラメ記事だすな!
    そしてそれを使って商売しているわけだから酷い話しなこと。
”くそ記事” ”くそでたらめ”など”クソ”を連発のコメントばかりです。

ここまで行くと、
釣り
ではなく、完全に
フェイクニュース
です。

”くるまのニュース”
をやめて
いっそのこと
”くるまのフェイクニュース”
にしたらどうですか?浦山利史さん

最後に

くるまのニュースの運営会社は
株式会社メディア・ヴァーグ
代表取締役 浦山利史
だそうです。

浦山利史
2000年、株式会社ネコ・パブリッシングに入社。以後8年半、営業職として主に雑誌の販売促進業務を担当する。2008年、株式会社小学館クリエイティブに入社。営業だけでなく、書籍の企画や編集など、出版に関わる多くの業務を担当する。
2010年6月に独立後、ネット上に質の高いコンテンツを提供することを目標とし、2011年4月に株式会社メディア・ヴァーグを設立、代表取締役に就任。
2012年12月に出版社・カンゼンと共同でサッカーメディア「フットボールチャンネル」をリリース、2013年10月にはコンテンツ集団・C2と野球メディア「Full-Count」をリリース。2014年7月、自社メディアの「乗りものニュース」をリリースし、現在に至る。

このメディア・ヴァーグは
質の高いコンテンツを提供するのを目標
に設立したそうですが、
私の知る限り、おそらく
最も質の低い車のクソ情報を多数垂れ流して
います。

最後に、メディアヴァーグ(Media Vague)の
Vague

”あいまいな” ”漠然とした” ”まぎらわしい”
という意味だそうです。
思わず笑ってしまいました。

ー終わりー