今更ですが、AppleのAirTag（エアタグ）を購入して、遊んでみました。
密林で3896円で購入しました。
ケースはサードパーティーのもので2個セットで999円でした。
私のスマホはiPhoneSEの第二世代なので、U1チップが内蔵されておらず、
「正確な場所を見つける」機能は使えませんが
そこそこ遊べました
（ちなみに、このブログを書いている途中でiPhoneSE第2世代から第3世代に機種変更しましたが、第3世代もU1チップは入っていません（笑））
そこで何度か見かけた記載が
AirTagとうまくペアリングでき場ない場合、BluetoothをONにしてください
これはうそだと思います
素人の私がいきなり生意気なことを言うようですが
以下、素人が勝手にうんちくを垂れます
AirTagのペアリングを実際試してみましたがBluetoothはOFFでもペアリングできます
ただ、ネット通信環境でないとエラーがでます
気を取り直して、Bluetooth：OFFでWiFi：ONでペアリングしました
まずはこんな画面です
適当な名前を付けました
アイコンを選びます
ネットにつながっていないと、下記の画面に移れません
今回はWiFiをONにしているので、この画面が出てきました
無事にペアリングできました
ところで、AirTagとiPhoneの通信のBluetoothは
一般に言われている、ON/OFFできるBluetooth Classic（BT Classic)ではなく
Bluetooth Low Energy=BLE
という企画です
BT Classicの場合クライアントとサーバーでネットワーク（Piconet)を形成しますが、ペアリングやデバイスの切り替えが必要です。
そして、BLEは BT Classic と似ていますが少し違い、 「セントラル」 （≒クライアント）と 「ペリフェラル」 （≒サーバー）と呼ばれているようです
セントラルは通常、ペリフェラルからの情報を受け取る側となります。
また、BLE は、BT Classic と異なり、一つのペリフェラルと多数のセントラルが接続を維持することができます
なので、
AirTagとiPhoneの関係は
AirTagがペリフェラル≒サーバー、iPhoneがセントラル≒クライアントです。
AirTagの発している信号を受け取る側がiPhoneなので、iPhoneがクライアントです
模式図はこういう感じでしょうか？
前述のように、BLEの場合、AirTagと通りかかったiPhone間でペアリングは必要ありません
AirTagは通りがかったiPhoneに片っ端からBLEでペリフェラル（サーバー）の情報をまき散らしています
わかりやすく言えば、目の前を通る女の子に片っ端から声をかけている状態です
では、一番最初のAirTagと自身のiPhoneをペアリングする必要があるのは、ペアリング目的ではなく、AirTagに対応するクラウドのフォルダとiPhoneを関連付ける作業で、そのため、ネット通信されていないとクラウドのアクセスできないから、ネット通信環境が必要なのでしょう
実際の例を見てみましょう
自車内にAirTagを置いて、車から離れてみます
20mほど離れたら、AirTagとiPhoneの通信が切れて位置を見失います
このAirTagから十分離れた状態で8時間ほど見てみました
iPhoneとBLEが切れて16分経過した9:01の画面です
時間を見てください
15:42にAirTagの位置を認識しました。
もちろん、私はAirTagから十分離れた状態を維持していますので
これは15:42に私の車（AirTag）の近くをiPhoneが通りかかったことを示します
もちろん、iPhoneは位置情報をONにしてあって、ネットに接続されていないといけません
結局8時間で2回ほど、AirTagの位置情報が更新されました
AirTag（車）の位置は変わらないので、同じ位置のままですが
最後に、AirTagをお気に入りの女の子のカバンの中に入れて
位置情報からその子の自宅を突き止めてストーキングしたり
旅行中に空港の駐車場に駐車している高級車にAirTagを取り付けて
追跡して自宅を突き止めて、自宅で夜中にゆっくりその車のセキュリティを突破して
車を盗んだりという犯罪に、AirTagが利用されたため
改良されました
つまり、自分のAirTagではないものが自分の身の回りにあると
自分のiPhoneとAirTagがBLEで通信し続けている状態を察知して
と出ます
この場合、自分の所有している以外のAirTagがあなたと一緒に移動しています
つまり、知らない間にAirTagを仕込まれています
お気を付けください
AirTagの仕組みは、今のところこんな感じかな～、と推測しました。
しょせん素人なので、間違いを激しく攻撃しないでください
小遣い三万円のすすめ
- Apple AirTag 3896円
- ケース（サードパーティー、2個セット）999円でした。
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