中国人の運転免許証について

以前3週間ほどアメリカにいたとき、日本で国際免許証の発行を受けて現地で運転していました。
厳密にいうと、日本の免許証でもアメリカで運転できますが、日本の免許証は日本語での記載なのでアメリカで何かあった時に面倒なので、国際免許証を発行してもらいました。

ところで、ジュネーブ条約というのがあります。このジュネーブ条約を締結している国では、この様式で発行された国際免許証で運転が可能です。

ところで、中国人が日本にたくさん来ていますが、中国人が国際免許証の発行を自国内で受けて、日本で車をレンタルして運転しているという話を以前よく聞きましたが、中国はジュネーブ条約に加盟していません。
なので、中国で中国の免許証でジュネーブ条約様式の国際免許証の発行は受けられません。
一部のレンタル業者はそれを知った上で、中国人に車をレンタルしていたようです。

最近は中国で取得した免許証を元に、日本の免許を取るという事例がたくさん見られるようです。
筆記試験は10問ほどで、数1,000円で日本の運転免許を取得できるようです。
そもそも、中国はジュネーブ条約に加盟していないので、中国の運転免許証があるといって、それをベースに免許証の取得を簡易化するのはおかしいでしょう。
しかも観光ビザで来日していて居住実態がなくても、ホテルなどの住所で一時滞在証明書を取れば、この簡易の免許証が取れるようです。
そもそもこの一時滞在証明書は、本当は
一時帰国(滞在)証明書
であって、日本人が一時的に帰国したときに発行を受ける証明書です。
決して中国人が観光ビザで日本に数日滞在した場合に発行する証明書ではないはずです。

ホテルが住所の運転免許証

中国人が法の抜け穴をついて日本の免許証を取得するのは
ジュネーブ条約加入の免許証の取得によって100か国以上(加盟国134か国(23年4月14日更新)のうちジュネーブ様式の国際運転免許証未発行国は除く)で
運転ができるからです。

引用元:警視庁/ジュネーブ条約締結国等一覧
また、ジュネーブ条約に加盟していても、ジュネーブ様式の国際運転免許証を発行していない国もあります

引用元:警視庁/ジュネーブ条約締結国等一覧

娘が春から運転免許証を取る予定で申し込んできた。
30万円くらいかかるようです。
なぜ日本国民が30万も払って取得する運転免許証を
日本に住んでいない中国人が数千円で取得できるのだろう?

日本政府はなぜ日本人をいじめて、なぜ中国人を優遇するのか?

中国・中国人に倫理観を期待しても仕方ないので
直ちに観光ビザでの取得を規制してもらいたいですね。

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ー終わりー