後書き
大阪府の吉村洋文知事は5日、新型コロナウイルスの感染急拡大で医療体制が逼迫しているとして、府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」を点灯する考えを示した。近く対策本部会議を開いて正式に決める。赤信号の点灯に伴い「医療非常事態宣言」を発出する意向も明らかにした。
「大阪モデル」は確保病床(224床)に対する重症病床使用率が70%以上になると「赤信号」を点灯させる基準を設けている。5日時点の同使用率は63.8%で、1週間前の3月29日時点(37.1%)の1.7倍となった。吉村氏は「病床は垂直に近い状態で上がっている。非常に厳しい状況だ」と話した。引用元:日本経済新聞
入院・療養状況
4月6日現在 | 重症病床 | 軽症中等症病床 | 宿泊療養施設 |
---|---|---|---|
使用率 (入院・宿泊療養者数/確保病床・部屋数) |
66.5% (149/224) |
48.9% (864/1766) |
39.1% (944/2416) |
運用率 (入院・宿泊療養者数/実運用病床・部屋数) |
86.1% (149/173)※ |
57.8% (864/1496) |
43.2% (944/2186) |
※うち、大阪コロナ重症センター(13人/13床)
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