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父の実家に帰省した。

田舎の駅を降りて、軽い斜面のあぜ道を登って、歩いて15分ほどの道のり、家は山の中腹。

出典元:PhotoAC

道のりの半ばあたりで喉が渇いたところ、ちょうどジュースの自動販売機を見かけたのでジュースを買うことにした。

なんか変な銘柄のオレンジジュースと、これまた変な銘柄のクリームソーダしかない。
しかも右端の2個はサンプルのジュースが無いのに130円の値段だけ表示されている。

喉が若干乾いているので、もちろんクリームソーダではなくオレンジジュースを選んで購入し、一気に飲み干したが、空き缶を捨てるゴミ箱が無い。

仕方ないので、若干の後ろめたさを感じながらも自販機の横に空き缶を置いて、また道を登りだした。

田んぼのあぜ道のような道を登って、似たような造りの農家を数軒通り過ぎて、目的の家にたどり着いた。

途中の農家も似たようなつくりで、しかも表札が入り口には出ていないので、庭の中に入って母屋の表札を確認した。

着いたら、プラッシーを出された。

出典元:WikiPedia

「まだつくってるんだな、プラッシーって。」
しばらくぼ~としていたが、なんだか居心地が悪く、若干の手持ち無沙汰も感じて、近所のサワに沢蟹でも捕まえようと、家を出ることにした。

出典元:PhotoAC

沢はくねくねとあぜ道を少し登ったところにあった。少し探してみたが、沢蟹は捕まえられず。
カワゲラを捕まえたが、結局逃がしてやって、また 家に帰ることにした。

家への道は単純。登った道をそのまま下り、似たような農家を数軒パスして、たどり着く。
それだけのこと。

前述のごとく、このあたりの農家は造りが同じで紛らわしい。
一軒目、二軒目を通り過ぎて、三軒目辺りから入り口の表札を覗き込みながら確認したが、まだ見つからない。

「ん?三軒目だった記憶があるが・・・」

五軒目を通り過ぎたところで、見覚えの有る自販機が。
”右端の2個はサンプルのジュースが無いのに130円の値段だけ表示されている自動販売機”
しかも、横には私が放置した空き缶が・・・・・

(あれ?父の実家を通り過ぎてしまっている?・・・・)

間違いなく通り過ぎている。
一本道を登って沢に行って、同じ一本道を下るだけの道のりで、迷子?

通り過ぎてしまったなら仕方が無い。
今度は一軒一軒、中庭に入って表札を確認しながら、上るだけだ。

最初の農家の庭に入ると、庭には鶏が放し飼いになっていて、全部なぜか雄鶏。普通は採卵するからめんどりを飼うはずだが。

一軒目にも雄鶏3羽、二軒目にも雄鶏3羽、三軒目にもなぜか雄鶏が3羽・・・・

何かおかしい。似たような造りどころか、全く同じ農家が50mおきに並んでいる。
しかも人っ子一人いない。
デジャビューみたいだ。

そうこうしていると、また沢についてしまった。
明らかに変な空間に入り込んでしまったと、直感的に感じ取った。

そこで強烈な尿意をもよおし、立小便するも、尿意は治まらず。
何度やっても強烈な尿意は治まらず。

そこで目が覚めました。
夢でした。

つまんないオチにゃん

PS
母にこの話をすると、実話だそうです。
小さい時、みんなで父の実家に帰った時に起きて、私が迷子になったそうです。
知らない家の庭先でおろおろしていて、名前を聞いて、「ああ、あそこの家のお孫さんだな」
と、連れてきてくれたそうです。

母の実家だったら私の苗字と母の苗字が違うから、迷子になって自分の苗字を名乗った私がどこのだれか、迷い込んだ家の人はわからなかったかも?

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